15世紀後半から16世紀、イタリアで写本された
グレゴリオ聖歌ネウマ譜です。
現在まで伝わる５線のものよりも以前、
中世の写譜法である四線、古式の譜線ネウマです。
素材は羊皮紙が使用され全て手描きで細やかな装飾文字と音符が
描かれており、当時のインクにはイカの墨や鉱物等が使用されておりました。
１６世紀～17世紀にかけてヨーロッパのネウマ譜はイニシャル装飾も
大きくなり華やかさを増します。
こちらはそれ以前、厳かな静けさを漂わせる宗教美術らしいお品です。
状態は文字の上をラインに沿って穴が開いてるカ所が3カ所御座います。
羊皮紙に皺が多くよっているカ所、色の変色が見られますが
これは素材の特質でダメージでは御座いません。
サイズ：43.6cm×60.5cm
¥25,000
SOLD OUT
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