1500年制作、フランスの教会で使用されたグレゴリ聖歌 ネウマ譜です。
中世ネウマ譜は柳宗悦ら著名民藝運動家がその美を称え、
現在でも古道具坂田の坂田氏、アンティークタミゼオーナー
吉田唱太郎さんなど最先端の愛好者に愛される、
日本でも非常に人気の高い逸品です。
裏表共にラテン語で書かれた特徴的なイニシャル装飾があります。
ネウマ譜の装飾文字は年代、国によって様々なパターンが
御座いますが、流れる旋律の様な美しい曲線が繊細な
大変美しい構図となっております。
文字は当時採取された植物や鉄分、ラピスラズリ等の天然の
色素で描かれ、独特の揺らぎがございます。
そしてこの楽譜の面白いカ所は制作時の修正が見れる事です。
当時の間違えの修正はナイフで削り取ったり、オレンジの果汁で
訂正箇所を薄めたりした上に、装飾も兼ねたマークや斜線を
施したものとなります。
縁にありがちな破れや虫喰いも無く良い保存状態の
お品です。額装、コレクションとしてもおすすめです。
【サイズ】 縦約51.7~52cm×横約37.5cm
¥20,000
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